2011.08.30更新

【依頼者】 名古屋市北区在住 被相続人の子、父母、兄弟
【相談内容】 被相続人が1000万円以上の多額の借金を残して亡くなった。
         借金を払えないがどうしたらいいか。
【解決方法】 相続放棄の手続きをする。

被相続人の財産のうち、プラスの財産(不動産、車、預貯金など)とマイナスの財産(借金など)を比べて、明らかに借金の方が多いので、相続人が借金を相続しないようにする必要がありました。
そこで、そもそも相続人に最初からならないという「相続放棄」の手続きを家庭裁判所に申し立てることにしました。
相続放棄をすれば、相続人にならないので、プラスにしろ、マイナス(借金)にしろ、一切を承継しません。
相続に関わりたくない場合に利用します。

まず、被相続人の息子さんを相続放棄し、その後、ご両親、ご兄弟と順次家庭裁判所に申立てを行っていきます。
順番に行う必要があるので、すべての方の手続きが完了するまでには多少お時間がかかりました。
しかし、完了後には不安が取り除かれ、ひと安心していただきました。

完了後でも、間違って相続財産を使ったり、処分したりすると、単純承認とみなされ、相続放棄が認められなくなる可能性があります。その点も、念のためご説明をして無事解決できました。