ごとう先生のつぶやき

2015.02.24更新

「土地や家の名義を変更したいんだけど」
こんな相談をよく受けます。

名義を変更するには、原因が必要です。
対価が伴えば、売買でしょうし、タダであげれば贈与です。
他の不動産と交換する場合もあります。

いずれにしても、登記原因が必要です。

売買にしても、安い価格で売買すれば、本来価格との差額をみなし贈与とされて、贈与税が課税される可能性があります。
身内同士の売買など、あいまいな取引がされる可能性があるは場合、特に注意が必要です。

不動産の取引は、確実に取引されなければいけません。
高額な財産が動く話ですから、ミスは許されません。
昔から、だまされたり、トラブルが絶えないのが不動産取引です。

一般の方が不動産取引のプロと対等に渡り合うのは、なかなか至難の業です。

司法書士として不動産の決済の立会いをやっていると、つくづくそう思います。
トラブルの火種って、考え出すと、結構あるものなんですよね。

平成27年2月24日

投稿者: ごとう司法書士事務所

2015.02.15更新

2月は不動産の動きがある時期ですから、不動産業界的には、繁忙期です。
決算や年度が変わるタイミングですからね。
土地や建物の売買も盛んです。

司法書士として、不動産の残代金を支払う、いわゆる決済の時って、神経を使います。
売主さんの登記住所や氏名の変更がないか、抵当権等の担保権の抹消が問題なくできるのか。この登記は、一つの登記申請で可能なのか、2つにわけないといけないのか。

などなど、どれか一つでもミスをすると連件で出している、その後の所有権移転登記や抵当権等の担保権設定登記も全てできなくなることがほとんどです。

所有権移転や抵当権設定でミスをすることってよっぽどないんですが、前提となる住所変更や担保権抹消登記って、意外に落とし穴で、ミスをすることもあり得ます。司法書士をやっている人は一度は冷や汗をかいたことがあるのではないでしょうか。

登記手続きって、申請後に修正できるものとそうでないものがあります。
登記って、対抗要件になっているので、その辺りはシビアです。。。
早い者勝ちなので、仕方ないんですけどね。

平成27年2月15日

投稿者: ごとう司法書士事務所

2015.02.04更新

ある遺言相続のケースで、こんな相談がありました。

亡くなった方は、信託銀行に遺言作成及び遺言執行者の依頼をしたようです。
そこで、相続発生後は、信託銀行が主導して相続手続きを進めていました。
しかし、遺言の内容をよく見てみると・・・・既に亡くなっている奥さんにも遺産を相続させる内容になっていました。
しかも、先に奥さんが亡くなっていた場合にどうするかは、まったく書かれていません。

夫が先に亡くなるケースの方が多いのでしょうが、このケアをしていないので、この遺言は不完全なものとなってしまいました。
これで、亡くなった人の希望にかなうのかなぁ。。。
今回は、亡奥さんの部分が無効となり、この部分につき、別途遺産分割が必要です。

遺言って、作る時にいろいろなケースを想定して作らないといけません。
公証人だって、そこまで面倒は見てくれません。
結局は、遺言書作成を依頼する側が、責任を持って、考えるべきことです。
そうなると、やっぱり、専門家の意見を参考にした方がいいのかもしれませんね。

平成27年2月4日

投稿者: ごとう司法書士事務所

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