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2015.07.30更新

遺言を作る側と、遺産をもらう側でのすれ違いって、結構あります。

遺言者は、これまでの自分の人生を振り返って、あの時ああしたとか、この時はこれをしてもらったとか、いろいろと公平になるように考えますが、受け取る側は、必ずしもその意図を組んでくれません。

遺産の分配が、何か愛情の分配であると考えてしまうからです。

それを避けるために、よく遺言を作る動機を遺言に書いてもらいます。
なぜこのように分けたのか。
これを書くだけでも受け取る側の心境はだいぶ違ってきます。
それがないと、それぞれの相続人がそれぞれの想像を働かせて、勝手に都合のいい解釈を出してしまうかもしれません。

普段からの家族関係で遺言者の気持ちを組むことはできるでしょうが、今はその関係性が希薄になっているので、単純な損得だけに関心が行ってしまいます。

いつも依頼を受けるときは、そういった点も気をつけるようにしています。

平成27年7月30日

投稿者: ごとう司法書士事務所