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空き家の活用のメリット・デメリット【名古屋の司法書士が解説】

相続に関する気になるトピックや情報を配信しています。ご興味のある記事がございましたら、ご参考にしてみて下さい。

空き家は住む方が良いのか?人に貸した方が良いのか?

空き家の相続不動産をどう活用する?親の家に住むメリット・デメリット

「親の持ち家を相続したけど、住むか売るか貸すかどうするのがいいんだろう」とお悩みではないでしょうか?

空き家のままにしておくのはもったいないけど、家が古いので自分が住むのには二の足を踏んでしまうという方も多いかと思います。

そこで、名古屋の司法書士が、ここでは相続した古家に引っ越して住むことのメリット・デメリットをご紹介します。

これを読むと、空き家をどう活用するかを決めるヒントを得ていただけるでしょう。

目次

1 空き家に住むメリット

空き家に住むメリットは2つありますが、いずれも親の家を大切に守ることができるという点で共通しています。

メリット1:家屋の倒壊を防げる

家屋というのは、放置しておくと自然に倒壊していくものです。

空き家は、何もしなくても、雨風の影響により、自然に瓦や外壁、建物の構造そのものが傷んできます。
最悪の場合倒壊する恐れがありますが、そこまでいかなくても瓦が剥がれ落ちるなどの危険性があります。

万一、空き家から落下してきた瓦で通行人が怪我した場合、所有者には損害賠償責任が発生してしまいます。家に住んでいれば、このような急激な劣化は防げます。

建物は、数カ月空き家にするだけですぐに傷みます。注意しましょう。

また、賃料や今まで払っていた住宅ローンの支払いが亡くなり、かなり経済的にメリットがあると思います。

メリット2:不審火や不法投棄などの被害を防げる

空き家は、放火や廃棄物の不法投棄の格好の標的となります。

全国の火災のうち、放火またはその疑いが原因のものは2割近くに上ります。

誰も住んでいない空き家は放火しても犯行が発覚しにくいので、狙われやすいのです。

また、最近はごみを捨てるのにもお金がかかるため、廃棄物を不法投棄する人にも空き家が狙われやすいです。

空き家が知らないうちにごみ屋敷みたいになっていく様子を見たことはないでしょうか?

最初はゴミが少しあったぐらいでも、そのうちどうせばれないと思ってゴミや廃棄物を捨てていく悪い人がいるのです。関係ない廃棄物等が増えれば、撤去費用が増加するだけでなく、物によっては発火性のある物であることもあり、新たに火災の危険が高まります。

2 空き家に住むデメリット

空き家に住むことのデメリットも2つあります。

デメリット1:リフォームの費用が発生する

相続した古家の多くは、屋根や室内設備など補修が必要な場合が多いでしょう。
また、家の作りが今のライフスタイルにあっていないこともあります。
もし、お風呂・キッチンの全改修が必要となった場合、それだけで100万円ほどかかります。

空き家も外壁や屋根の補修も行うとすれば、リフォームローンを組む必要があるでしょう。

最近は、DIYも流行っていますが、本格的なものを自分でやる場合、見栄えに差が出てしまうことも多く、時間だけがかかって結局、プロに依頼をすることにならないように注意しましょう。

それでも他人に貸すよりは、我慢して過ごす部分を決めることができるので、お金をかける部分と節約する部分を柔軟に考えて費用を決めることができるます。

デメリット2:兄弟姉妹とのトラブルの原因になる

兄弟姉妹がいる場合、そのうちの誰か一人が住むことはトラブルの原因になります。
特に、相続財産が不動産しかない場合、現金化しなければ平等に遺産を相続することは不可能です。

仲の良かった兄弟姉妹が、相続によって関係が悪化してしまうというケースも少なくないのです。

空き家を取得するために、他の兄弟姉妹の相続分相当を買い取るとなると、それなりの現金が必要になることも多く、また買い取る金額を設定する際も気を使います。

他の兄弟姉妹が、被相続人への貢献度などを加味して、空き家を無理のない金額で買い取れればよいですが、実際はなかなかうまくいかないことも多いと思います。

かといって、兄弟姉妹が共有する家に住むことはそれはそれで不安定な状態になります。

最初から賃料は払う場合もあります。

突然兄弟姉妹で仲が悪くなり、途中で高額な賃料の請求や退去を主張されることだって考えられれます。不動産の共有は避けた方がよいとされています。

空き家の運用方法や売却など、重要な決定はすべて共有者の話し合いになってしまうのです。誰か一人でも売却に協力してくれない場合は売ることができません。 

共有者に相続が発生して他の相続人が登場するとさらに話はややこしくなります。これまでの口約束が通用しないことも多く、トラブルのもとになるのです。何も知らない相続人は、共有者として経済的な利益を求めて当たり前のように権利を主張してくることもあります。

 

まとめ

名古屋の司法書士が、相続した空き家の活用に関するメリットとデメリットを解説しました。

 

このように、親の家に住むという選択肢は、建物を守るためには有効ですが、他の相続人とのトラブルの原因にもなります。

メリットとデメリットとの両方を考慮して、空き家の活用方法を決めてくださいね。

 

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